第9回 2005年度 開催 9月3・4日 @札幌大学
●●2005年度 定期総会・研究集会の開催について(ご案内)●●
2005年度定期総会並びに研究集会を下記のとおり開催致します。
つきましては、公私ともご多用のことと存じますが、万障お繰り合わせのうえ、ご参加いただきますようご案内申し上げます。
◆企画趣旨
大学行政管理学会は1997年1月に発足し、9年目を迎えました。
この間会員数は240人余りから951名(05/6/17 現在)とおよそ4倍に増加し、全国から様々な職員の方々に参加していただけるまでに成長いたしました。
大学を取り巻く諸環境の変化の中、大学にとってはサービスの時代であると共にサバイバルの時代に入りました。
安定した財政基盤を構築し、大学の建学の精神・理念に基づくミッション・目標を定め、それらを部門、個人にまでブレイクダウンし達成していくためには、経営資源(人・物・金・情報・技術)を効果的に活用していかねばなりません。
さらに、大学を巡る諸環境変化を的確に把握し,迅速な対応をする中で、教育・研究・医療・経営管理・社会貢献の面において、他大学との差別化を図り、評価を高めていくことと、社会・卒業生・学生・教職員との連帯を強化していくことが生き残るための大きな条件であると考えます。
このような背景を踏まえ、本年度北海道で開催します「2005 年度の研究集会」のテーマを「激動期を迎えた大学運営の課題と職員力―北海道からの提言―」と定めました。
全体会では、会場校札幌大学の理事長で前北海道知事の堀達也様より「北海道経済の再生と大学運営」の演題で、低迷を続ける北海道の経済状況とその再生に向けた可能性について、および一段と激化してきた大学間競争の時代における大学改革の方向性と札幌大学の挑戦についてご講演を頂きます。
また大学経営評価指標研究会より、大学改革を具体的に推進するための考え方やツールとしての「大学経営評価指標」の実践的な導入事例として、室蘭工業大学の佐々木眞副学長様より「室蘭工業大学における大学経営評価指標の導入と今後の活用計画」という演題のもと、導入の経緯や今後の活用計画などについてご紹介頂きます。
大学の経営をいかに変革してゆかなければならないか、そのための職員力を高める研究集会にしたいと思います。
ワークショップでは大学運営の基本となる項目をよりブレイクダウンし、実践的な内容をもとに、参加者同士で大いに議論しあえる会にすべく計画しています。
また、会員による研究発表は、今回若手会員を中心に多数の応募があり、大変興味深い内容となっております。
北海道地区の開催にあったては、札幌学院大学・札幌大学・北星学園大学・北海道医療大学の会員諸氏による共催という初めての形をとります。
それぞれの大学が分担し合い、素晴らしい研究集会を開催すべく準備をして頂いております。
会場は札幌駅から地下鉄で12分、バスで6分ほどにあります札幌大学をお借りします。
小高い丘にあり、広いキャンパスと緑に囲まれ、また眺望も素晴らしいキャンパスであります。
是非とも多くの方に御参加頂き、盛大な議論とコミュニケーションの促進の場にしたいと、役員一同心よりお待ちしております。
■開催日:2005(平成17)年
9月3日(土)~4日(日)
■会 場:札幌大学
〒062-8520 札幌市豊平区西岡3条7丁目3番1号
http://www.sapporo-u.ac.jp/
受 付:中央棟1階(全体会場:2号館3階講堂)
懇親会:大学会館
■当日の日程・プログラム詳細については、こちらのpdfをごらんください。
【第9回定期総会研究集会.pdf】