九州・沖縄地区
研究会等名称(設置地区) | 九州・沖縄地区研究会 (西日本支部) |
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活動目的 | 本地区研究会は、『大学行政・管理』の多様な領域を理論的・実践的に研究することを通して、地区会員相互の啓発と研鑽を深め、自らの大学と日本の高等教育の発展に貢献する。 |
参加資格・条件 | 会員・非会員は問わない。但し、非会員にあっては会員の推薦を要す。 |
活動状況 | 研究会News アーカイブ |
(1)開催ペース(毎月1回、第何曜日など) | 開催予定時期 : 5月・8月・10月・12月の(土曜日) 開催予定時間 : 13時頃から17時頃まで (終了後、懇親を兼ねた情報交換会) |
(2)主たる開催場所 | 福岡地区および熊本市などの会員所属の大学施設にて開催している。本年5月には初めて沖縄(沖縄国際大学)で開催した。 |
(3)主な活動経過 | 本年度も昨年同様、年4回の定例研究会の実施を予定している。本年5月には初めて沖縄(沖縄国際大学)で開催、大島会長から基調報告およびSDプログラム委員会最終報告のほか、会員からの事例発表をおこなった。 |
(4)現在の活動状況・研究テーマ等 | 外部講師による講演や会員の発表のほか、ワークショップや研究会後の情報交換会等をとおしての相互研鑽とネットワークづくりを推進し、ひいては所属大学のみならず、広く地域の大学発展に貢献したいとの思いで活動をおこなっている。なお、研修会後にアンケートを実施し、会員の志向を捉えながら講師やワークショップのテーマ等の設定を柔軟におこなう予定である。 現在は、会員の多い福岡地区の開催が多くなっているが、要請があれば、各地区にて開催したいと考えている。 |
その他 | 当地区研究会への参加は、会員・非会員を問わず大歓迎です。ぜひ気軽に参加してください。 |
代表者 | 福岡大学 学生部 山村 昌次(やまむら まさじ) 電話番号 092-871-6631 yamamura(at)adm.fukuoka-u.ac.jp |
◎第26回九州・沖縄地区研究会
日 時:2010年8月21日(土)13:30~19:00
場 所:福岡大学A棟(事例発表・ワークショップ)文系センター(情報交換会)
【1部 事例発表】
「西南学院大学におけるSDの取り組み
-主として研修制度の視点から-」
発表者:高木 幸二氏(学校法人西南学院 総務部長)
【2部 ワークショップ】
テーマ:「SDの現状とこれからの課題」
【3部 情報交換会】
酷暑の続く中、第26回九州・沖縄地区研究会を福岡市城南区の福岡大学で開催しました。会員46名、会員外21名、計67名の参加者でした。
1部) 西南学院大学の研修制度は、1992年から人事課を中心に検討が開始され、1996年度から組織的な取り組みを始めたこと。
その一方で、1995年から始めた「組織改革プロジェクト」に触れ、その中で提案された内容がベースとなって2003年度から実施された「職員総合人事制度」(後に2008年度から改正)において、育成を担う制度として研修制度を位置づけて運用していること。さらには、中教審答申や社会のニーズ(SD)に対応すべく制度としての見直し・検討を経て、2010年度から運用を開始した「改正職員研修制度」について詳細な説明を行うことで、組織的なSD推進の重要性やSDによって開発された職能を支えるものや目指すものを示すなど、参加者に好評を博した多彩な事例報告となった。
2部) 「SDの現状とこれからの課題」というテーマで6グループに分かれて討議を行った。
研修制度や人事制度を中心に、各大学の現状や問題点を足がかりに、職員の自立性、研修と業務の時間的バランス、といった様々な事柄について討議した。
その後の全体会では、各グループの代表が、討議内容のトピックスを主に3分間のコメントをおこなった。
最後に、山村常務理事より、次回の研究会を熊本学園大学で開催したいとの提案があり、これを了承した。
3部) 情報交換会は文系センター16階のスカイラウンジにおいて開催された。石原熊本保健科学大学事務局長の乾杯の挨拶後、親しく情報交換をおこなった。
今回の開催にあたり、労していただいた福岡大学のスタッフに感謝して報告を終わります。
以上
(福岡女学院看護大学 平野 純一郎)