2016年度 第2回 関東地区研究会(報告) 


2016年度 第2回 関東地区研究会(報告) 

日  時:平成28年7月23日(土) 14:30~17:00
会  場:学習院創立百周年記念会館 4階 会議室
講 演 者:村上義紀氏(元 早稲田大学副総長・常任理事、元 大学行政管理学会副会長)


演  題:「大学に生き、学び、実践した38年を語る」
      ~第2回:大学について無知を自覚した30歳代へ ~
出席者 :42名


概  要:
 村上氏は、筑波大学客員研究員他、現在でも積極的に大学職員に関する講演および研究活動を行っているが、もともとは早稲田大学の事務職員出身で、同大の副総長・常任理事等の要職をつとめた経験を持つ。JUAM 創設メンバーでもあり、初代副会長もつとめた。
 村上氏のこれまでの経験は、非常に貴重なものである。したがって、本研究会では、これらの経験を後世に伝え、次世代職員に継承することを目的とし、村上氏による複数回シリーズの講演を企画した。今回の講演は、その2回目である。


 2回目の講演では、村上氏がこれまで語ったことがない30代の経験を述べた。自己研鑽のため、10年間続けた早稲田大学の職員有志による自主勉強会の具体的な学びの内容を明らかにし、その記録や記憶に残る図書の紹介等がなされた。さらに本務として取り組んだ大学経営に必要な大学基本データ*の収集に関する話もなされ、データ収集の背景とその活用目的等の説明が行われた。講演後の意見交換では、なぜ村上氏が自主勉強会を開催するに至ったか、そのきっかけとなったこと等が語られ、職員のやる気を引き出すことやモチベーションの維持、職員の能力開発のありかたについて、村上氏と参加者の間で活発な意見交換が繰りひろげられた。
 研究会のまとめとして、大工原孝元会長(日本大学)より総括のコメントがあり、盛会のうちに終了した。


*村上氏から説明があった大学基本データは、学生数、入学試験ごとの受験者数・入学者数、財務データ等の基礎データを指す。