「大学職員」研究グループ平成29年度第3回研究会

「少子化の新たな段階に突入する大学と職員の関わり(仮題)」をテーマに、平成29年度第3回の研究会を下記のとおり開催します。

◆開催日
2017年12月02日
◆時間
13:30~17:30
◆会場

 ノートルダム清心女子大学 中央棟8階 第一会議室
 アクセス:岡山市北区伊福町2丁目16-9(JR岡山駅から徒歩約10分)
 http://www.ndsu.ac.jp/access/

◆内容

 大学行政管理学会「大学職員」研究グループでは、大学職員の在り方や役割に関する本質に迫るという観点から、大学行政管理学会のコアテーマでもあるべき、大学(職員)とは何か、大学(職員)とは如何にあるべきか、といった根源的課題も採り上げ、折に触れて検討してきました。
 さて、平成27、28年度と大学設置基準等の改正が連続して行われました。いわゆる「SDの義務化」をはじめ、教職協働の明文化、事務組織の在り方の抜本的な見直し等があり、平成29年4月1日から施行され、各学会や研究会等でも検討が行われています。
 当研究グループにおいても、平成29年度第1回目の研究会で、学長のリーダーシップに基づく戦略的な大学運営によるガバナンス体制の構築、事務処理に留まらない「事務」を遂行する組織が担う大学運営と教学マネジメント、それらを担う職員の役割や働き方などについて、コアメンバーから話題提供を行うと共に、参加者との意見交換を通じて議論を深めました。併せて、大学執行部を直接支える専門職能集団の一員としての自覚を促す観点から、自らの専門性や組織における役割を見直すため、職員のポートフォリオ作成についての解説も行いました。
 第2回目の研究会においては、大学行政管理学会総会・研究集会の開催に合わせ、研究集会での当研究グループの発表内容の擦り合せと、大学職員そのものを研究することの意義について、コアメンバーを中心にメンバー間で再確認するため、研究会を開催しましたが、結果としてセミクローズドな研究会になったこともあり、第3回の研究会は京都ではなく、岡山市のノートルダム清心女子大学で開催することに致しました。テーマは標記のとおりですが、今年度の当研究グループの課題の一つでもある「事務組織との関連における職員の役割」に直結しています。
 今回の研究会では、追手門学院大学 教育開発センター 奨励研究員の江原 謙介氏から、教学運営改革に関する教職協働の在り方等について、改革を推進する職員がどのような役割を果たすべきか、改革の担い手としての職員をどのように養成するのかといった観点から、御自身のスポーツ経験を踏まえた小講演を頂き、質疑応答を含め、参加者全員でディスカッションを行うと共に、可能な範囲で職員養成についても一定の普遍性を見出したいと考えています。
 なお、終了後には意見交換会も予定していますので、併せて御参加の程、宜しくお願いします。

◆申込み方法

 ・氏名  ・所属大学等名 ・部署・職名 ・メールアドレス  ・意見交換会出席の有無(5,000円程度)
 上記を記載してメールで申込みください。
 なお、メールの件名は「第3回研究会参加申込」としてください。 申込締め切りは、11月24日(金)とします。

◆申込み先

 メール送付先 yamamoto.junji.7r%kyoto-u.ac.jp 山本 淳司です。
(送信の際は、%を@に変更して下さい)

◆その他

 原則として、大学行政管理学会(又は大学マネジメント研究会)の会員を対象とします。


◆主催者
 山本 淳司:大学職員研究グループ・リーダー