2022年度 第2回関東地区研究会開催のご案内(3/30@オンライン)

大学行政管理学会会員 各位

■配信者
関東地区研究会代表世話人 宮澤文玄(学校法人学習院)

■テーマ:「日韓両国の大学教授の講演から、大学について考える」

 関東地区研究会では、これまでも大学行政の国際化や、海外事例への関心を高めるための研究会を
数多く開催してきました。
 その関係からJUAMでの研究成果を本務で発展させるよう、当研究会代表所属大学の主催行事として、
2月21日韓国の大学教授による講演会を開催し、学術的な内容ではありましたが、
JUAMやJAFSAからも多くの大学職員の皆様にお越しいただきました。
 その中で、討論者として登壇した国際政治を専門とする日本側の教授より、日韓大学比較の観点から
日本が立ち遅れている点の指摘があり、韓国側の教授や参加者を交えた活発な意見交換がなされました。
 そこで、当日は時間も限られて主題も異なっていたため、改めて日本と韓国における大学を主対象
とするスピンオフの研究会を開催します。

 講演時に話題となった、韓国のジョブ型雇用、大学生の就職問題、雇用制度の多様化、法律での退職金
制度の廃止、テニュアの問題、インパクトファクターを用いた教員の評価制度、職員の位置づけなどなど
多岐にわたり話題提供はされました。そこで両国教員からの意見も踏まえて、我々大学職員がどのように
捉えて実践に繋げるのかを、これに参加した職員からそれぞれの感想や意見を出し合い、新たな知見を
見出すことを目指し、教員と職員、日本と韓国など学内外の「共生学」を確立することで、それぞれの
「イコール・パートナー」として、今後の大学職員の新たな位置づけについて示唆を得ることを目的とします。

 今回の研究会は、2月21日の講演会に参加した方々を対象に開催しますが、JUAMの事業計画にもある
とおり「高等教育のグローバル化が進む中で、海外の高等教育事情に知見のある職員を養成する」ことは
組織ミッションでもありますので、講演を聴いていない方であってもご希望の場合にはご相談ください。
 なお、人数の制限等によりご参加できない場合もありますことをあらかじめご了解願います。

◆内容

◆「日韓両国の大学教授の講演から、大学について考える」

◆開催日時: 2023年3月30日(木) 18時30分~20時00分

◆会場:オンライン(Zoom)での開催

◆発表者(予定:一部発表者や内容が変わる場合があります)
宮澤文玄(学習院)、松尾隆(成蹊大学)、円谷恵(ICU、東京家政学院)、石田若菜(文京学院大学)、
増田麻由香(関西大学)、久志敦男(龍谷大学)、篠﨑裕二(APU)

◆タイムスケジュール:
18:20~18:30 入室・受付
18:30~18:35 開会
18:35~19:45 発表 
19:45~20:00 意見交換
20:00  閉会

◆定員:10名程度

◆お問い合わせ(3/22締切り)
本研究会に関する問い合わせは、MLで記した学習院宮澤までお願いします。

以 上

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