2022年度の定期総会・研究総会は9月3日(土)・4日(日)の2日間にわたり、成蹊大学を会場として開催し、関係者の皆さまのご尽力ご協力のおかげで、無事に終えることができました。
今年度は新型コロナウイルス感染症と共存する社会状況を踏まえ、来校のうえ対面での参加と、来校せずオンラインでの参加の、どちらの形式でも参加できる方式で開催しました。ワークショップ、分科会、研究・事例研究発表においては、オンライン参加の方が会場に参加しているメンバーと画面越しに参加し討論や質問などができるように、ハイブリッド形式で行いました。
開催に先立ち、新型コロナウイルス感染症が収束したとしても、対面とオンラインで行う研究集会の開催は今後も可能性があると見込まれていることから、本学で行うハイブリッド形式での開催が今後のモデルケースになれば、などと口にしておりました。
言うは易く行うは難し。会場校としての本音はというと、ネットワークや学内機材やPCに不具合が起きないだろうか、回線不良など生じないであろうか、果たして本当に滞りなく開催できるのだろうか、など不安でいっぱいでした。そんな不安を大きく解消していただいたのはオンラインで会議を開催していた研究・研修委員会の皆さんでした。当日までは画面越しでしかお会いすることはありませんでしたが、多くの皆さんとGoogleChatをはじめとしたICT機能を駆使し、細かく打合わせをさせていただき、初めて会うことができた開催当日には、連携よくご協力をいただき、大きなトラブルなく最後まで行うことができました。
また、今回は初めて企業展示ブース出展を行い、合計6社の方にご参加いただいたほか、コロナ前は初日夕刻に行っていた飲食を伴う懇親会は感染リスクを考慮し実施をしない代わりに、杉原副会長のご提案で飲食なしでの「名刺交換会」を実施し多くの方にご参加いただくなど、新たな企画も盛り込んでの研究集会となりました。研究・研修委員会や関係する皆さんの、2年間できなかった「対面参加を復活する」という熱い思いと、並大抵でないご尽力に後押しされ、会場校としても前に進めたのではないか、と改めて実感しております。
最後になりましたが、前会場校の神戸学院大学様、事務局長校の各大学の皆様、研究・研修委員会の皆様、市ヶ谷オフィスの皆様、そのほか多くの関係者の皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。