受賞者
根本 和彦 氏(津田塾大学)
堀 佑二 氏(獨協大学)
【授与理由】
根本 和彦 氏(津田塾大学)
根本氏は、財務研究グループにおいて、長きにわたり研究活動の参加しており、例年、研究集会において行っている研究発表でも、財務研究グループの代表として研究発表も行ってきた。また、財務研究グループは、年間10 回程度の研究会と関西財務問題研究会との合同研究会を開催しているが、会場の提供の運営サポートも含めて毎回参加しており、研究会の活動にあたりリーダー、サブリーダーとともに中心的な役割を担っている。さらに、財務研究グループで作成した平成28年改訂版『これならわかる!学校会計』においても、「第6章 資金収支計算書」を担当し、執筆した。さらに、財務研究グループの活動のみならず、国際委員会や理事を歴任するなど学会の活動への貢献度は多大なものである。このようなことから、JUAM 奨励賞規程の趣旨に十二分に値する。
堀 佑二 氏(獨協大学)
堀氏は2019年10月から2021年9月まで、テーマ別研究会大学改革研究会の代表として研究会運営の活性化・マネジメント体制強化に向け、多大なる貢献をした。特に研究会活動のオンライン化を進め、コロナ禍においても活動をスムーズに継続できる礎を築いた。また、任期中多くの新規会員を獲得し、JUAM全体への貢献も多大であるといえる。代表を退いた現在も大学改革研究会のアドバイザーとして、後進育成に尽力している。また、研究・研修委員会、教育マネジメント研究会、学会誌編集委員会の一員として大学行政管理学会の発展に向け、多岐にわたる活躍・貢献をしている。特に研究・研修委員会においては2019年から現在に至るまで副委員長として研究集会の企画・運営の一翼を担っている。上記に加えて、研究活動も熱心に行っており、若手研究奨励採択、学会誌への投稿等その功績は受賞に相応しいものであると考えられる。