日 時 :2025(令和7年)年5月31日(土)14:00~17:30
会 場 :サテライトキャンパスひろしま大講義室(広島市中区大手町1丁目5−3)
テーマ:「地域とともに防災を考える~大学の果たす役割と課題~」
講 師 :広島国際大学 健康科学部 医療経営学科 准教授 井山 慶信 氏
(赤十字救急法指導員、赤十字防災教育事業指導者、防災士)
共 催 :一般社団法人教育ネットワーク中国
参加者:36名
《内容》
レクチャー① 地域防災力として大学の果たす役割とは(14:10~15:10)
広島県内大学 防災に関するアンケート調査のまとめ(15:10~15:20)
グループワーク① 避難所運営ゲーム(HUG)の体験(15:30~16:15)
レクチャー② HUG の振り返りと避難所の現状について(16:15~16:35)
グループワーク② 災害時に役立つ応急手当等の体験(16:35~17:25)
《概要》
本研究会では、迫りくる南海トラフ地震、現在も全国各地で毎年のように起こっている土砂災害などの大規模災害に備え、2014年広島豪雨災害、2018年西日本豪雨災害の経験を踏まえたうえで、大学が果たすべき役割について考えました。
防災士 井山 慶信 氏による講演や事前アンケートの結果を踏まえた討議、討論を行う他、避難所運営ゲーム(HUG)や応急手当等、実際の災害発生時に役立つスキルを学ぶグループワークも行いました。参加者自らが考え方をまとめ、万が一の時に「自助」「共助」「大学の教職員」として自ら行動できるように学びを深めることのできた研究会でした。
《アンケートより》
当日のアンケートでは、次のような意見や感想が寄せられました。
- 避難所運営ゲーム(HUG)は非常に緊張感がありました。あの内容を考える経験ができたことがプラスになりました。改めて防災について考えることができました。
- これまで防災意識は低く、何もできていなかったが、たくさんの気付きを得ることができた。いざという時に備えて、今日から小さなことからでも始めていきたい。
- グループワークや三角巾やストッキングを用いた応急手当ての体験など今まで経験したことがなかったため、勉強になりました。
《写真》



中国・四国地区研究会
向井 岳司(広島経済大学 学務センター教務課 センター長)
西國 真一(広島経済大学 教育・学習支援センター 係長)
以 上