北海道地区研究会、北関東・信越地区研究会合同オンライン研究会開催のお知らせ(2/12@オンライン)

「新型コロナウイルス感染症が終息しても社会はもうコロナ前には戻らない」と言われています。大学でも、学生に門を閉じなければならなくなって急遽進んだオンライン講義の「光」の部分を取り上げて、大人数の講義科目はコロナ後もオンラインでという動きがあり、またその利点を評価してそれを望む学生が少なからずいることがわかってきました。
 しかし、社会や教育の流れを見直してみると、たとえば講義のオンライン化の芽はコロナ以前から姿を現していたのであり、コロナ対応は、図らずしてそうした変化を後押しするきっかけの一つだったのかもしれません。そうであれば、私たちは、コロナ以前から始まり、コロナが加速させた変化の芽をきちんと見定めて、これからの自らのあり方を考えなければなりません。
 JUAM北海道地区研究会と北関東・信越地区研究会はこのような問題意識を出発点に、中等教育またそれ以前の教育と高等教育という観点から、アフターコロナの大学や高等教育について考えてみることにしました。生涯教育、リカレントと高等教育の対象は広がっていますが、大部分を占めるのはまだ高校を卒業して入学してくる学生たちです。彼らが過ごしてくる(幼保・)小・中・高等学校時代を私たちはどのように受け止め、迎える準備をすべきでしょうか。
 今回は、大学に限らず広く教育分野全般にわたって発信をされている教育ジャーナリスト 後藤健夫様に基調講演をお願いしました。小・中・高の教育がどのように変化しているのかから紐解いていただき、また、大学の卒業生が出ていく社会の変化も見据えながら、「アフターコロナの高等教育」をつくっていく観点をお示しいただきます。基調講演後は、北海道地区および北関東・信越地区それぞれから、2022年度に向けた取組みなどの事例報告を行い、これからの高等教育について一緒に考えます。ぜひご参加ください。

◆開催日
2022年02月12日
◆時間
14:00~17:00
◆会場
オンライン(Zoom)

◆内容
テーマ「アフターコロナの高等教育 -初等・中等教育の変革を受けて」

(1)基調講演
「教育の潮流とアフターコロナ」
教育ジャーナリスト&アクティビスト 後藤健夫氏

(2)事例報告
北海道地区の大学、北関東・信越地区の大学よりそれぞれ事例報告

◎終了後、希望者による情報交換会を行います。

◆申込み方法
以下の申込フォームにて2022年2月7日(月)正午まで受付いたします。
(募集人員を超過した場合、期間内でも受付を終了することがございます。)

◆申込み先
https://forms.gle/GK8XkMnunnEd69UF7

◆その他
ZoomのURLなど参加に必要な情報は、開催2日前までにメールでご案内します。また、氏名・所属部署・役職を参加者一覧として当日配布しますのでご承知おきください。
なお、当日のプログラム内容は一部変更となる場合もあります。

問い合わせ先 高崎健康福祉大学 笠原 kasahara.tetsuya(at)juam.jp

◆主催者
北海道地区研究会
北関東・信越地区研究会
世話人一同

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