2022-2023年度第1回中国・四国地区研究会を下記のとおり開催いたします。
このたびの研究会は、オンラインで開催いたします。本研究会への参加は、学会会員・非会員を問いません。
興味のある方は何方でも参加いただけますので、周知方よろしくお願いいたします。
記
◆開催日
2022年10月02日
◆時間
14:00~16:30(受付開始13:50~)
◆会場
Zoomによるオンライン開催
※ミーティングURL等は研究会前日までに申込者のメールアドレスにお送りします。
お申込みは1人1アドレスでお願いいたします。申込者以外とのURLの共有は控えてください。
◆内容
テーマ「収入の多角化を実現するために・・・」
大学経営において、収入の多角化は喫緊の課題といえる。この課題に対して、私たち大学教職員は何をしなければならないのだろうか。
周知のとおり、これからの大学を取り巻く環境はとても厳しい。これまで大学が入学者のターゲットとしてきた18歳人口は、予測よりもはるかに速いスピードで減少し続けている。実際には、コロナ禍ということもあってか2039年に18歳となる2021年の出生数は811,604人で、18歳人口予測の900,000人に遠く及ばない。
他方で、Society5.0やSDGsの実現に向けて、大学には時代を先取りする先駆的でイノベーティブな研究が求められている。そのためには、多額の研究費が必要であるところ、科研費予算の推移は2021年度に少し持ち直したものの、2011年度をピークにここ数年は低調気味である。
このような環境であっても、大学はこれまで以上に教育・研究を充実させることで、社会の発展に寄与し続けていかなければならない。では、私たち教職員はどういう手立てを打っていく必要があるのだろうか。
そこで、国立大学法人においてファンドレイジング※1業務に従事され、文部科学教育通信に『国立大学の「年度実績報告書に見る大学ファンドレイジングの取組」』と題して、大学ファンドレイジングに関する連載を執筆された須山氏に、これからの大学におけるファンドレイジングについてご講演いただく。また、事例発表として、九州産業大学において、寄附金事業である「大楠アリーナ2020」建設特別募金を実施する中での成果や課題などについてご発表いただく。
※1 ファンドレイジングとは、民間非営利セクターが活動のための資金を集める行為の総称であり、大学においては多くの大学ファンドレイザーが、様々な資金のうち寄付金集めに特化した活動を行っているという特徴がある。
14:00~14:10 開会あいさつ(10分)
14:10~15:10 講演(60分)
「大学ファンドレイジングの基本と学び」
国立大学法人島根大学 教育・学生支援部 入試課 係長
日本ファンドレイジング協会 認定ファンドレイザー 須山 弘一 氏
15:10~15:20 休憩(10分)
15:20~15:50 事例発表(30分)
「九州産業大学創立60周年記念事業
“大楠アリーナ2020”建設特別募金の取り組みについて」
九州産業大学 総務部課長(経営基盤強化担当) 石原 弘美 氏
15:50~16:20 全体ディスカッション・質疑応答(30分)
※ここでは、九州産業大学 総合企画部広報課長 藤本 昇平 氏にもご参加いただきます。
16:20~16:30 閉会あいさつ(10分)
◆申込み方法
以下のフォームから必要事項をご記入の上、お申込みください。申込締切は、9月28日(水)です。
なお、ご記入いただいた情報は、参加者管理にのみ使用し、参加者への配布は致しません。
◆申込み先
https://forms.gle/nndRb2EzcnrvnHCX8
◆その他
〇参加費 無料
〇定員 100名
〇その他
須山氏による講演は、以下の公開資料に関連するものですので、適宜ご参照ください。
なお、講演及び事例発表に関するご質問等がある場合は、上記申込フォームの「備考・講師への質問事項」にご記入ください。
https://researchmap.jp/suyamako2283/published_works
〇問い合わせ先
広島修道大学 財務課 木村 太祐
電話番号:082-830-1107(直通)
e-mail:cyugokushikoku(at)gmail.com
(at)を@にしてお送りください。