2024年:第1回 JUAM関東地区研究会「海外の留学エージェントの実践に見る日本の大学への示唆」開催のご案内(7/6@オンライン)

大学行政管理学会会員 各位

■配信者 関東地区研究会 代表 赤松茂利(早稲田大学)

■主旨
 我が国における外国人留学生数は2019年に30万人を超え、昨年5月に公表された教育未来創造会議第2次提言「未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ」では、2033年までにこの数を40万人へ増やすという具体的な目標値が提示されました。
 海外に目を向けると、アメリカやオーストラリアでは既に受入留学生数がコロナ禍前(2019年)の水準を大きく上回り、イギリスでは2030年を目標とした「留学生60万人計画(2019年策定)」を翌年の2020年に早くも達成するなど、国際的な外国人留学生の獲得競争は過熱の一途をたどっています。こうした中、留学生受入先進国は留学エージェントと積極的に協業し、外国人留学生の招致に成功していることは周知の事実となっています。事実、オーストラリアでは大学入学者の約70%、イギリスでは約50%が留学エージェントを介して大学に入学しているとの報告もあります。
 そこで本研究会では、留学生の受入先進国であるアメリカ、イギリス、オーストラリアに焦点を当て留学生市場の最前線の様子を紹介するとともに、教育機関と留学エージェントとの協業実態を明らかにします。さらに、元オーストラリア・ビクトリア州政府東京オフィスの教育企画推進官からのレポートを通じて、これからの日本の大学と留学エージェントの共生について、皆さまと一緒に考えていくことを目指します。

■開催日2024年7月6日(土)14:00~15:45
■会場 オンライン(Zoom)開催
■定員50名

■内容および発表者(発表順):
(1)「海外に見る留学エージェントの活用実態と日本の大学への示唆」 赤松 茂利(大学行政管理学会理事・早稲田大学)
(2)「留学生市場の世界的動向と留学エージェントとの協業に向けて」 川合 恵美(ICEF, Business Development Manager Japan)
(3)「オーストラリアの移民・教育戦略とエージェントの協力関係」 眞田 まこと(CCSコンサルタンツ代表)

■スケジュール:
13:40~14:00 入室・受付
14:00~14:20 開会・発表(1)
14:20~14:40 発表(2)
14:40~14:50 休憩
14:50~15:10 発表(3)
15:10~15:40 質疑応答
15:40~15:45 閉会

■登壇者紹介:

川合 恵美 氏
ドイツに本拠を置く国際機関ICEF(https://www.icef.com)の日本ビジネス開発マネージャー。年間を通じて21か国で留学エージェントと教育機関のマッチングを目的としたネットワーキング・イベントを開催。留学エージェントの資格認定制度(ICEF Academy, IAS)、留学に関わる市場分析(ICEF Monitor)、エージェントの動向調査(ICEF Agent Voice)などを手掛ける。

眞田 まこと 氏
元オーストラリア・ビクトリア州政府東京オフィス教育企画推進官。CCSコンサルタンツ代表。日豪で留学エージェントの経験を経て、ビクトリア州の国際教育のプロモーション、マーケティング等の業務に15年携わる。短期から長期まで多数の留学プログラムの開発や交流プログラムの促進をし、その経験を基にグローバル人材の育成、留学支援、多文化共生教育などのコンサルティングを行っている。

■申込方法(締切:6月29日(土))
以下のフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/qStENe2Hnzk3tJLE7

■問い合わせ 赤松 茂利(早稲田大学)aka(a)waseda.jp
※メールアドレスの(a)を@に変更して送信ください。

以 上

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