大学行政管理学会 会員各位
■配信者
大学防災(減災)教育・対策研究グループ
世話人代表 水谷 俊之(佛教大学)
世話人 藤巻 晃 (徳島文理大学)
吉田光太郎(熊本学園大学)
江口 美保(北陸大学)
「大学防災(減災)教育・対策研究グループ」第9回研究会の開催について(ご案内)
深冷の候、皆様におかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、「大学防災(減災)教育・対策研究グループ」では、第9回の研究会を防災・災害対策や災害ボランティアについてご担当や興味関心をお持ちの方々に大学防災の知識と意識の涵養の一助となればとの思いから以下のテーマで開催いたします。
『被災地域へ派遣した学生ボランティア活動の目的と課題~能登半島地震における過疎地の復興支援を考える』
会員以外の方もご参加頂けますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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本研究グループは、学士教育課程に求められる“専門性を有する教養人の養成”と大学の社会的責任の両面から、防災の意識と知識を有する人材の育成(教職員・学生)を、地震列島日本の大学の使命の一つであると考えます。
本研究グループでは、防災の意識と知識を有する人材の育成を“防災力”向上と位置づけ、キャンパスの内外を問わず、人命尊重の原則に立脚し、広くは人々の生活不安や伝統文化の損失をいかに最小限にとどめるための一端を担えるかを命題として、防災教育・対策のアウトカムを目指します。
今回は、富山大学都市デザイン学部都市・交通デザイン学科准教授、井ノ口宗成先生をお招きし、「令和6年能登半島地震における被害の実際と対応の現状」についてご講演と取組事例についてご紹介を頂きます。
近年、日本列島では地震などの自然災害が頻発しています。
南海トラフ巨大地震の発生も大きく懸念されている中、今年は能登半島の地震で幕を開けました。
従前の阪神・淡路大震災や東日本大震災では、多くのボランティアが復興に尽力していました。
しかしながら、能登半島地震では都市部とは異なり、ボランティアの活動受け入れ体制に時間がかかり、いまだに多くの課題を抱えていると言われています。
そのような状況の中、学生ボランティアを編成し派遣された大学の経験談をもとに、学生ボランティアの実態を浮き彫りにし、ご参加の皆様と一緒に現状と課題についてディスカッションを行い、今後の学生ボランティア活動についての知見を広めていきたいと思います。また研究会メンバーや参加者同士による防災情報ネットワークの構築も目的としています。つきましては、本研究会への参加は、学会会員・非会員を問わず興味のある方はどなたでもご参加頂けますので、周知方よろしくお願いします。
記
日 時:2025年2月8日(土)14:30~17:00(14:00受付開始)
開催方法:対面型・オンライン型(ハイブリッド形式)
参加定員:対面20名・オンライン50名(合計70名)
場 所:※金沢未来のまち創造館(多目的室1)石川県金沢市野町3丁目11-1
JR金沢駅から北陸鉄道路線バスにて「野町」下車徒歩5分
https://www.mirai-nomachi.jp/facility/rent.html
プログラム:
14:00~14:30 受付
14:30~14:45 ご挨拶・諸連絡
14:45~15:45 講演 「令和6年能登半島地震における被害の実際と対応の現状」
講師:井ノ口 宗成 先生
(富山大学 都市デザイン学部 都市・交通デザイン学科 准教授)
15:45~16:05 質疑応答
16:05~16:10 休憩
16:10~16:30 大学防災(減災)教育・対策研究グループ事例発表
「能登半島地震復興支援:学生ボランティアの挑戦と学び」
発表者:飯田 良行 (広島修道大学)
16:30~16:40 質疑応答
16:40~16:50 総括 井ノ口 宗成 先生
17:00 閉会
申込方法:参加ご希望の方は、以下の項目を2025年1月24日(金)までに下記URLより、必要事項を入力の上、お申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfvRZLmBkn5e2Wsb43AuNbZfPACjAg-DgpRByQv7EX9MsrMmQ/viewform
注)
今回は対面とオンラインの併用開催となりますので、会場にて対面参加の方も各自のデバイスをご持参くださいますようお願い申し上げます。
■お問い合わせ:北陸大学 江口 美保 まで m-eguchi(a)hokuriku-u.ac.jp
※メール送信時には(a)を@に置き換えてください。
以 上