関東地区研究会開催のご案内(7/26@成蹊大学)

大学行政管理学会会員 各位

■配信者
関東地区研究会
代表 赤松茂利(早稲田大学)

テーマ:
「私費外国人留学生の入試出願/応募に関する考察」

趣旨:
今回は専門家を招聘しての研究会というよりも、大学や日本語学校で実務担当者が集まっての勉強会という位置づけで、上記のテーマについての現状や悩んでいること、などを共有しつつ、意見交換を交え会を進行できればと思います。パネラーの方には、それぞれのお立場から現状や課題などの事例についてご発言をいただきます。その後、フロアの皆様からも可能であれば事例をご紹介いただきつつ意見交換ができればと思います。
少し具体的な話となりますが、日本語学校で留学生から受ける質問としては、出願書類に関し学生の出身国の事情に起因することが多く、出身国(地域)では卒業証明書が1枚しか発行されないのだが日本では複数の大学に受験をしたいがどうしたらよいか、成績証明書や卒業証明書が現地語のものしか交付されないために翻訳を含めた公証を求める大学があるが、公証できる機関(領事館など)が遠方にあるために難しい、経費支弁証明には保護者のサインが必要だがその書類を海外郵送で往復されるには時間がかかりすぎるなど、です。
一方、大学側でも日本語学校側からの質問に個別に対応することが不平等な対応となることを懸念する声もあります。
しかし、もし、出願書類を一工夫することでちょっとした改善につながり、本来受験したいと思っていた受験生に安心して受験してもらえることに繋がれば、皆さんにとってWin-Winとなるかもしれません。
今回の研究会は勉強会として、様々な事例を出し合いながら、最終的には、留学生本人に起因しない原因が不利益にならないよう配慮をしつつ、今後にむけた参考となれば幸いです。

日時:7月26日(土)14時00分~16時30分
開場:13時30分
形式:対面のみ
構成:
(1)18歳人口の減少状況と私費外国人留学生受入に関する簡単な振り返り
   ――成蹊大学学長室総合企画課・成蹊学園国際教育センター国際課 松尾隆 氏
(2)私費外国人留学生入試に伴う大学の出願書類の事例紹介
   ――成蹊大学、國學院大學、他
(3)日本語学校からの事例紹介
   「留学生入試募集要項から見る留学生に出願をためらわせる要素」
   ――学校法人ABK学館 ABK学館日本語学校 (ABK COLLEGE) 関豪 氏
(4)パネルディスカッション(他大学事例紹介、意見交換を含む)

場所:成蹊大学3号館内教室
資料:当日配布
参加費:無料
参加方法:7月15日(火)までに、以下のフォームにご入力ください。
【JUAM関東地区研究会】 – Google フォーム

備考:
研究会のあとは、懇親会(吉祥寺周辺にて)を予定しております。
参加の可否については、上記のフォームに合わせてご入力ください。

本件に関する問い合わせは、
成蹊大学松尾(t-matsuo(a)jim.seikei.ac.jp)
早稲田大学赤松(aka(a)waseda.jp)    
までご連絡をくださいますようお願いいたします。
※メールアドレスの(a)を@に変更して送信ください。

以 上

  • URLをコピーしました!