■投稿者
中部・北陸地区研究会 西江枝理(北陸大学)
■開催日時:2023年10月28日(土)14:30~17:00
■開催場所:金沢市西町教育研修館(石川県金沢市西町三番丁16番地)
■参加人数:32人(地域分布・東北1、関東2、北関東・信越1、中部・北陸29)
(会員14、非会員18)
■内容・タイムスケジュール
:司会・坂口憲二(中部・北陸地区研究会理事/金城大学)
講師・倉部 史記 氏
(大手門学院大学客員教授、進路支援アドバイザー、高大共創コーディネーター)
14時30分~14時40分 開会挨拶
杉森公一(教職員研修部会長/大学コンソーシアム石川)
橋本昌紀(中部・北陸地区研究会常務理事/名城大学)
14時40分~15時50分 第1部 講演会&話題提供
「これからの社会と大学の在り方について」 倉部 史記 氏
15時50分~16時00分 休憩
16時00分~16時45分 第2部 グループディスカッション
「大学で働いてみて感じたことは?」
16時40分~16時55分 全体の共有と総括 倉部 史記 氏
16時55分~17時00分 閉会挨拶 鎌田 康裕(中部・北陸地区研究会理事/福井大学)
■概要 :「大学職員として『生き残る大学』を考える~本当に強いキャリアを重ねるために~」をテーマと
して、「2023年度新人・若手向け研究会」を開催した。本企画は、大学職員としてのキャリアが
1~10年目までの新人・若手職員を対象に、講演とグループディスカッションを通して、大学組織
や職員の仕事に関する知見を広げ、同世代の職員との意見交換を通じて、大学職員特有の悩みや不
安の共有ができる「横のつながり」を作ることを目的として大学コンソーシアム石川との共催事業
として実施した。
今回は、大学を取り巻く環境や様々なデータ、大学職員へのインタビューを通して、大学職員とい
うキャリアについて多方面から分析した結果をまとめた「大学職員のリアル」(中公新書ラクレ)
を、2023年7月に出版し、自身も大学職員としてのキャリアを持つ倉部史記氏をお招きし、第1部は
これまでの大学業界や進路支援の在り方、20年後に求められる大学と大学職員像等について講演い
ただき、第2部では5つのグループに分かれて、ディスカッションを行った。大学・所属・キャリア
等が異なるメンバーが集まり、多様な視点から意見交換を行うことができ、現状の不安や悩みの共
有と今後の大学職員としてのキャリアについて改めて考える機会となった。
参加者アンケートの結果からも、得られた成果として「仕事に対するモチベーション」と「他大学
職員とのネットワーク」という回答が最も多く、対面開催によって知識の習得だけでなく懇親を深
めることができた等の意見を多数もらうことができた。 以 上