第27回定期総会・研究集会報告

岡田雅隆(法政大学・第14期事務局長)

2023年9月2日(土)3日(日)の両日、文教大学(東京都)で第27回定期総会・研究集会が開催されました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年度は研究集会を中止(別途「オンラインによる研究・実践交流会」を開催)、2021年度は非対面での開催となりました。2022年度にハイブリッド開催として対面が復活し、今回2023年度もハイブリッド開催となりました。ハイブリッドならではの運営の難しさがあるのですが、会場校と研究・研究委員会による事前のトライアンドエラーで課題を克服し、当日の進行はスムーズでした。定期総会の会場参加者は214名でした。
前回試行的に設置した企業ブースは、今回は参加企業が増え、会場参加者と大学業務に関連する企業との情報交換の場として活況でした。今後定着することが望まれます。

初日は、開会式、定期総会、基調講演、ワークショップの各プログラムが実施されました。定期総会では大学行政管理学会初代副会長の村上義紀様から大学職員生活を振り返るスピーチをいただき、基調講演では文部科学省大臣官房文部科学戦略官の伊藤学司様から高等教育の未来のあり方とそこに果たす大学職員の役割、期待と課題について講演いただきました。久しぶりに復活した懇親会では、樽酒の鏡開きのサプライズがあり、樽の匂いのする清酒を美味しくいただきました。
二日目は、分科会、研究・事例研究発表がハイブリットで実施されました。各教室では不測の事態に備えるため、研究・研修委員が進行状況を確認されていました。スムーズな進行を支える縁の下の力持ちです。閉会式では、JUAM奨励賞の表彰式が行われ、来年度は日本福祉大学(愛知県)を会場校として開催することが発表されました。

会場校、研究・研修委員会、そして参加したみなさまのご尽力により、マイナートラブルを克服しながら、運営上のノウハウを蓄積しつつ、成功裏に終えることができました。ご協力ありがとうございました。
第14期事務局校からのお知らせは、これが最後となります。みなさま、大変お世話になりました。

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