大学改革研究会meet Society5.0「ウェビナー:これからの時代に活躍するデータサイエンス大学職員の資質」開催報告

堀佑二
2020/11/22

2020年度 大学改革研究会 関西支部
大学改革研究会meet Society5.0「ウェビナー:これからの時代に活躍するデータサイエンス大学職員の資質」

日時:2020年10月31日(土) 17:30~19:00
場所:Google meet(オンライン開催)
参加者数:42名(うち運営メンバー4名を含む)
講師:白藤 康成(京都産業大学 学長室IR推進室)

■企画概要
 大学改革研究会では、「Society5.0」をテーマに据えた研究会、ワークショップを定期的に実施している。今回は、京都産業大学 学長室IR推進室の白藤 康成氏を講師として「これからの時代に活躍するデータサイエンス大学職員の資質」というテーマでご講演いただいた。

■企画内容
 まず、本セミナーの到達目標として「Society5.0とSociety5.0人材の教育についての知識を得ることができる」、「これからの時代に生き残る・活躍するデータサイエンス大学職員の資質を考えることができる」、「データを用いた政策提言をすることや新しいツールを使用することに対してより積極的になれる」という目標が掲げられた。
つぎに、「Society5.0とは何か」、「Society5.0の「教育」はどういったものか」について、また、文科省や企業の視点から大学に求められているSociety5.0人材についての話題提供があった。
続いて、「データサイエンスとは何か」、「データサイエンス大学職員としてのIR」、「IRerに求められる資質」をまとめたチェックリストや、データを扱う上で有効なBIツールについて、京都産業大学での事例を交えた紹介があった。講演の途中では、視聴者参加型のミニワークや質疑応答を挟みながら、講師と参加者の間で活発な意見交換を行うことができた。
講演後のオンライン懇親会では、講師に質問がある方のためのルームと、コミュニティーを広げたい若手・中堅の方向けのルームの2つに分かれ、それぞれの目的に合った情報交換を行い、講師・参加者ともに、Society5.0やデータサイエンス大学職員に関する知見を深めることができた。
事後アンケートでは、「ある程度目指すべき人材像や得るべき知識について知ることができた」、「自身が具体的に何をすべきか考え行動するきっかけになった」といった意見をいただいた。
 末筆ながら、講師の白藤氏、本企画に参加いただいた方及び関係者の皆様に、厚く御礼申し上げる。
文責:汰木(大学改革研究会 関西支部)

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