大学改革研究会(関西支部)「大学事務組織における新時代のリーダー力を考える」開催報告

堀佑二
2019/10/03

大学改革研究会(関西支部)「大学事務組織における新時代のリーダー力を考える」開催報告
大学改革研究会(関西支部)ワークショップ
日時:2019(令和元)年7月27日(土) 14:00~17:10
場所:大阪産業大学
参加者:13名
講師:小林 諒太郎(大阪経済大学 総務部人事課)

タイトル:大学事務組織における新時代のリーダー力を考える

■内容
趣旨:18歳人口の減少やIT技術の目覚ましい進歩によるSociety5.0の提唱など大学業界を取り巻く環境は、ここ10年で急速に変化していると言える。そのような中で、社会の変化に応じた教育内容の見直しや入試制度の厳格化、教育の質向上など、大学の教育改革が社会から強く求められている。今回は、そんな激動の時代を迎える大学組織において必要とされる「リーダー力」について考え、自身の行動指針、所属する組織へのフィードバックを目的とし、ワークショップを実施した。

①講演  14:10~14:55
②ワーク 15:05~16:40

【講演】
 大阪経済大学 総務部人事課の小林 諒太郎氏をお迎えし、ご自身の人事部門などでの取り組みをご紹介頂きながら、今後のリーダー力の定義、そして今後の社会変化を捉えたうえでのリーダーに求められる役割、リーダーの在り方についてご講演頂いた。45分の講演では収まりきらないほどの情報量に富んだ講演であるとともに、小林様の豊富な知識とエネルギーに、大学職員としての在り方について大きな刺激を受けた時間となった。

【ワーク】
 前半の個人ワークでは、参加者個人の所属する組織の問題点を考えるところからスタートし、リーダーに求められるリーダー力、資質についてKJ法を用いながらブレーンストーミングをおこなった。後半のグループワークでは、それぞれが考えたリーダー力・資質について共有を行い、同じくKJ法を用いながら、今後求められる大学組織におけるリーダー力・資質について理解を深めた。
 2チームに分かれてのワークを実施し、それぞれのグループで意見やアプローチが異なり、最後の発表の時間では積極的な質疑応答が交わされるなど、活発な意見交換の場となった。

 今回のワークショップで学んだことを自身の大学にフィードバックいただき、ご参加いただいた皆様にとって、大学組織を牽引していただくための一助となる時間になったのであれば幸いである。

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