(北関東・信越地区研究会)2024年度第1回定例研究会 開催報告

■投稿者 西村英世(高崎健康福祉大学)北関東・信越地区研究会世話人
■開催日時 2024年7月13日(土)
■開催場所 松本大学 5号館1階 512講義室、オンライン(Zoom)
■参加人数 (運営・登壇含む)17名(1名オンライン)
■内容 テーマ「大学業務とJUAM、そして他大学とのつながり~地区内会員情報交換を通じて~」
スケジュール
13:00~受付開始 
13:30 開会のあいさつ(地区世話人代表)
    副会長あいさつ(JUAM副会長 慶應義塾大学 黒田絵里香 氏)
    会場校あいさつ(松本大学 事務局長 赤羽 研太 氏)
13:40~15:00 第1部.会場校紹介、事例報告 (80分)
登壇者:坂内 浩三 氏(松本大学)
    生野 昭雄 氏(新潟薬科大学)
    秋田 修司 氏(白鷗大学)
    西村 英世 氏(高崎健康福祉大学)
15:00 休憩(15分)
15:15 第2部:ハイブリッドによる参加者情報交換(80分程度)
進 行:青木 加奈子 氏(高崎健康福祉大学)
16:30 閉会のあいさつ(地区世話人) 

■概要
JUAM北関東・信越地区研究会は、地方にある大学として地域とのかかわりを意識した活動に取り組んでいます。2012年に北関東地区研究会と信越地区研究会が合併して、12年が経過いたしました。
これまで群馬県を中心として実施していた地区研究会を、初めて信越地区(長野県松本市)において実施いたしました。
第1部では、会場となる松本大学様の紹介に加え、地区会員による所属大学や業務、学外とのネットワークへの期待などの報告を行いました。
トップバッターは会場となった松本大学の坂内様より大学紹介をいただきました。長野県の高等教育機関状況、長野県の高校生の進路選択現状などをご紹介いただき、松本大学が長野県の高校生進路を幅広くカバーされていることを参加者は理解いたしました。また、広報を担当されている坂内様の説明は、聞くものを引き込むとても素晴らしいものでした。
続いて、唯一オンライン参加となった、新潟薬科大学の生野様より、新潟県の状況と新潟薬科大学の現状、生野様のJUAMでの取り組みなどご紹介いただきました。オンラインでも聞き取りやすい丁寧な説明をいただき、参加者は満足度が高かったようです。
3番手は栃木県の白鷗大学について、秋田様よりご説明をいただきました。地方大学ではありますが、駅前の好立地やスポーツが盛んであるなど、ストロングポイントが続々紹介され、参加者は圧倒されておりました。
4番手は世話人代表の西村より、勤務校である高崎健康福祉大学の紹介、当研究会のこれまでの歩みとこれからについてスライドで紹介させていただきました。
地区内大学がこんなにも元気で、こんなにも一生懸命な活動をされていることを、当日参加された方は共有できたものと思われます。
 第2部では参加者間のつながりを意識したディスカッションや情報交換を行いました。
北関東・信越地区研究会名物「参加者全員自己紹介」の形式をとり、登壇者も進行もすべて自己紹介をしたうえで、質疑応答形式でさらに深堀りをいたしました。地方の大学を支える大学職員の活躍している様子が共有され、その後に設定されている懇親会は大盛況となりました。
以下は事後アンケートより参加者の声を抜粋したものです。

・なかなか交流のない他の地域の大学について知ることができた。
・堅苦しくなく各大学間の情報交換ができたため。
・各大学の取り組み事例が具体的で非常に参考になりました。
・敷居を高くし過ぎるのは参加者を限定してしまうことになり、JUAMという「学会」のカラーと合致しないようにも思います。とはいえ、やはり「学会」であり「研究会」であることが基本になっています。その内容が「研究会」という看板を掲げるに相応しいかどうか、「学会」の中の一組織たり得ているか。自身が運営に携わっている研究会での悩みです。その解決策になるであろう試みを取り入れつつ、それでも不足しているという感が否めません。失礼を承知で申し上げると、貴研究会様におかれましても、若干ではありますが同様の印象を持ちました。そのため、やや厳しめに①ではなく②を選択しています。
・後半の全員の自己紹介において全員の発言の機会が持てたことがよかったと思います。講師(発表者)の話を聞くのも勉強になりますが、聞いているだけだと受け身になりがちな傾向になり、参加している、というよりも、その場にいる、に留まってしまうため、全員が発信して参加できる形がよかったと思いました。
・各大学の取組が端的に解説されていた。
・久しぶりに皆さんの意見を聞くことができた。ただオンラインでの参加だったため心残り。
・4県4大学の情報をお聞きすることができたこと。懇親会も充実していたこと。
・みなさまの大学のお取り組みや課題、地域の状況などがよくわかったため。

■主催者(令和6年4月現在、カナ順)
北関東・信越地区研究会 世話人
 青木加奈子(高崎健康福祉大学)
 外丸利行(共愛学園前橋国際大学)
 西村英世(高崎健康福祉大学)

以 上

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