2025年6月1日(日)、大学改革研究会関東支部による「2025年度 新人・若手職員懇親会 関東編」が池袋の「音音」にて開催されました。当日は関東圏を中心に、大学職員約20名に加え、参加者のお子様3名を迎え、和やかで活気あふれる会となりました。
開会にあたり、本会の趣旨と進行の案内がなされ、続いて関東支部長から開会の挨拶がありました。大学改革研究会およびその母体である大学行政管理学会(JUAM)について簡潔な紹介があり、参加者に向けて「一歩踏み込んで中の人になってみませんか」と温かい呼びかけがありました。
本懇親会は、新人職員や中堅職員が所属や年次、キャリアの垣根を越えて交流し、日常業務では得られない視点や刺激を得ることを目的としています。今回は、初参加の方も含まれていましたが、開始直後から打ち解けた雰囲気の中で、職場や業務に関する情報交換、趣味の話、子育ての工夫など、様々な話題で会話が弾みました。お子様連れの参加者がいたことも、会全体の温かい空気を一層深める要因となりました。
歓談の途中では、JUAMと大学改革研究会についての紹介が行われました。JUAMは、大学職員の相互研鑽とネットワーク形成を目的とした全国的な学術・職能団体であり、大学改革研究会はその中でも、地域や年次、テーマを越えた交流・活動の場を提供する研究会として活動しています。関東支部では、懇親会やワークショップの他、関西支部と合同で、毎月の勉強会や、各種企画(オンラインの読書会や合宿形式の研修など)も実施されています。今回は、研究会メンバーから、それぞれの活動紹介と感想も共有され、参加者の関心を集めていました。
閉会の挨拶は再び関東支部長が担当し、「皆さんの活動がこれからの高等教育業界をより良いものにしていく力になる」との言葉で締めくくられました。
その後、有志による二次会も開催され、より自由な雰囲気のなかでの情報交換や意見交換が行われました。参加者からは「各大学のリアルな現場の話が聞けてとても有意義だった」「他大学職員と気軽に話せる場は貴重」といった声が寄せられ、本会の価値があらためて確認されました。
今後、大学改革研究会関東支部では、秋〜冬にかけてのワークショップ企画を予定しており、より多様な層の職員が自らの関心や課題意識をもとに学び合える場づくりを進めてまいります。今回の懇親会が、新たなつながりのきっかけとなり、今後の学会活動への関心や参加につながることを願っています。
大学改革研究会
浮洲歓南(国際基督教大学)
以 上