日 時 : 2025年7月12日(土) 14:00~17:00
会 場 : 新潟薬科大学新津駅東キャンパス(新津まちなかキャンパス)
※Zoom併用でのハイブリッド形式で開催
テーマ:合同研究会「管理職あるあるやしくじり情報を共有、意見交換」
参加者:参加申込者40名(対面13名、オンライン27名)、登壇者・運営スタッフ12名
総計52名
当日のスケジュール:
・会場校(新潟薬科大学)紹介
・管理職経験者によるライトニング・トーク
「管理職しくじり・失敗経験、お悩み共有」
話題提供、趣旨説明
「プレーヤーからマネージャーへのトランジション時に直面する悩み・課題」
登壇者:笠原 喜明 氏(東洋大学 第14代大学行政管理学会長)
高橋 菜奈子 氏(新潟大学)
赤羽 雄次 氏(松本大学)
外丸 利行 氏(共愛学園前橋国際大学)
・参加者によるグループディスカッション
・グループディスカッション内容共有、クロージング
*会場となった新潟薬科大学新津駅東キャンパス*

<報告>
この7月に産声をあげた新研究会「マネージャー(管理職)としての成長・実践研究会」と「北関東・信越地区研究会」の合同研究会として「管理職あるあるやしくじり情報を共有、意見交換」をテーマとした会を開催しました。
会場となった新潟薬科大学新津駅前東キャンパスは「新津まちなかキャンパス」と称し、学食の代わりに近隣のお店でお昼を食べる際の補助を行うなど、駅前の街と大学が一体となるような試みをされているキャンパスで、晴天の中、大学と街のコラボレーションがなされている場所での開催になりました。
今回はハイブリッド開催で、運営側を入れると20名を超える対面参加者と、30名近いオンライン参加者があり、本テーマや新研究会への期待の高さが伺われました。
松本大学石川様の司会進行のもと、会の冒頭では、会場校の新潟薬科大学生野様より新潟薬科大学についてのご紹介をいただき、その後開催趣旨を「マネージャー(管理職)としての成長・実践研究会」発起人の立教大学大竹より説明しました。

今回の研究会のメインとなるライトニングトークでは、4名の登壇者の方それぞれの経験に基づいた、様々な「しくじり・失敗・お悩み」報告がなされ、参加者は登壇者の話に聞き入っていました。一大学(組織)の中でプレーヤーからマネージャーへ、といったお話だけではなく、専門職からマネージャーへのトランジション、設置者変更に伴うマネージャーとしての働き方など、非常に多様な報告がなされました。印象的だったのは、登壇者それぞれ「悩み」の中におり、正解のない問いと向き合いながらマネージャーとして歩まれてきている、ということでした。マネージャーも1人の人間である、という当たり前だけれども、実はこのような議論の中で忘れがちになることを参加者全体で共有し、後半のグループディスカッションに入りました。
グループディスカッションでは、対面、オンライン双方のメンバーが混ざり合いグループを編成、それぞれの失敗や悩みを共有し、ディスカッション後の各グループでのやり取りの共有も含め、各々の学びや気づきを深める時間となりました。

笠原 喜明 氏

高橋 菜奈子 氏

赤羽 雄次 氏

外丸 利行 氏
クロージングでは、今回参加者として会場にお越しいただいた杉原会長より「新研究会はぜひ各地区・テーマ別研究会とも積極的にコラボレーションしてほしい」といったコメントもあり、新研究会の秋以降の本格的な活動開始に向けて、良いキックオフの機会となりました。北関東・信越地区研究会においても、初の新潟開催が大成功に終わり、今後の研究会活動の広がりにもつながりました。
マネージャー(管理職)としての成長・実践研究会
世話人代表 大竹秀和(立教大学)
北関東・信越地区研究会
世話人代表 西村英世(高崎健康福祉大学)