(近畿地区地区研究会)JUAM30周年記念事業プレ企画「事務職員の履歴書(キャリア・パス)を描く~JUAM30年から考える~」開催報告

 

■投稿者 :近畿地区研究会:代表世話人 大森 則良(関西学院大学)
■開催日時:2025年11月15日(土)14時~17時30分
■開催場所:立命館大学 大阪いばらきキャンパス H棟3階セミナールーム
■参加者数:31名
■スケジュール
 14:00~15:05【1部】JUAM30年を迎えるにあたって
  ①株式会社クレオテック 専務取締役 西川 幸穂 氏〔第11期JUAM会長〕
  ②龍谷大学 情報メディアセンター事務部 部長 岡田 雄介 氏〔第16期JUAM会長〕    
  ③関西大学 人事局人材開発課 課長 野中 勝広 氏〔第16期JUAM理事〕
 15:20~17:20【2部】JUAMの活動を通した事務職員のキャリア・パスを考える
  パネルディスカッション・グループワーク
 17:20~17:30 まとめ

2027年1月にJUAM創設30年を迎えるにあたり、「JUAM30周年記念事業プレ企画」として開催。登壇者3名は、それぞれ大学職員人生と今のお立場、JUAMの存在とご自身のキャリアについて触れられ、大学を取り巻く急速な環境変化と、その中で大学職員に求められる役割の再定義に焦点を当てた話を展開された。
大学職員に必要な視点として、「虫の目」(現場の詳細を見る)、「鳥の目」(全体を俯瞰する)、「魚の目」(時代の流れを読む)の3つであり、特に「魚の目」が重要であることや、社会や地域、世界との繋がりの中で大学のあり方を考えること、高等教育の危機に直面する中での国立と私立、大学規模間、都市部と地方の大学間等における温度差への懸念、大学職員には、現場・全体・時代を読む多角的視点と専門性が求められ、2040年にありたい大学像を描くことができる人材であってほしいというメッセージも発信された。

参加者の主な意見は次の通り。
・自大学愛が意外に重要なのかもしれないことに気付けました
・「時代の変化に対応する」を具体化する言葉(魚の目、どんな大学となっていたいか、多様な選択肢を残すなど)を多くいただけたことで思考がクリアになりました。
・会長をはじめ登壇者の皆様の熱い想いに触れることができ、大いに刺激を受けました。また参加者の皆様との討議及び交流も大変勉強になりました。
・代々の会長の諸先輩の声は、非常に説得力もあり、非常に勉強になりました。

■近畿地区研究会:関西学院大学 大森 則良

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