自費出版奨励

第七号 自費出版奨励 交付決定者|増田 昌幸 氏

ゼネラリストの人材育成・能力開発―メンバーシップ型雇用におけるゼネラリスト養成の課題

本書は、近年批判されることの多いメンバーシップ型雇用によるゼネラリスト養成の課題について、大学職員を対象に明らかにしたものである。本書では、大学職員の人材育成・能力開発の形成要因には階層構造があり、個々の形成要因を規定する背景にはゼネラリスト養成の影響が見られることが示されている。

  • 著者
    • 増田 昌幸(日本経済大学)著
  • 定価
    • 3,960円(税込)
  • 刊行日
    • 2024/03/22
  • ISBN
    • 978-4502496011
  • 出版社

第六号 自費出版奨励 交付決定者|谷ノ内 識 氏

大学広報を知りたくなったら読む本

2021年放送のNHKドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」で注目された大学広報。ドラマの主人公とほぼ同じ経歴の広報研究者で現役の大学広報責任者の筆者が、研究成果、全国データおよび実践例から現状と課題を分析。理論から対応策まで大学広報の知られざる世界を「見える化」した初の解説書。

  • 著者
    • 谷ノ内 識(学校法人追手門学院)著
  • 定価
    • 1,430円(税込)
  • 刊行日
    • 2022/1/7
  • ISBN
    • 978-4866921679
  • 出版社

第五号 自費出版奨励 交付決定者|小椋 幹子 氏

大学改革時代における大学職員の新たなSD政策に関する研究

大学は、18 歳人口の減少などの外的環境の変化により変革期のなかにある。教育研究の充実と経営体質の抜本的改革に際し、大学職員に対 しては、与えられた仕事を正確に執行するレベルから、政策立案業務や 企画・提案、事業実施をマネジメントできる新たな役割と力量が必要とされている。しかしながら、大学の現場では、大学職員の非正規化が進み、 OJT が成り立っていない現実がある。本研究は、大学改革時代における大学職員の新たなOJTとして学内プロジェクトや学外でのプロジェクト型研修に着目し、その効果とリスクの検証を試みた。

  • 著者
    • 小椋 幹子(京都女子大学)著
  • 定価
    • 3,102円(税込)
  • 刊行日
    • 2021/3/15
  • ISBN
    • 978-4815025694
  • 出版社
    • デザインエッグ社

第四号 自費出版奨励 交付決定者|高野 篤子 氏

イギリス大学経営人材の養成

専門性を身につけた職員の養成が大学の未来を拓く!-イギリスからみるその方法とは?

アメリカの大学職員養成に関する前著『アメリカ大学管理運営職の養成』の続刊である本書は、わが国と大学ガバナンスや教職員に類似性の高いイギリスの大学職員養成の実体を捉える。大学院課程の中にプロフェッショナルな大学職員を養成するプログラムがあるなど先を行くイギリス独自の手法は、さほど専門性が問われず採用されるわが国の大学職員のあり方にも一石を投じる。教育研究者のみならず、職員や教員など大学ガバナンスに関わる者すべてに示唆的な一冊である。

  • 著者
    • 高野 篤子(大正大学)著
  • 定価
    • 2,916円(税込)
  • 刊行日
    • 2018/2/20
  • ISBN
    • 978-4798914657
  • 出版社

第三号 自費出版奨励 交付決定者| 清水 栄子 氏

アカデミック・アドバイジング その専門性と実践―日本の大学へのアメリカの示唆―

学生の学びを保証する学生支援体制の制度化

学生の多様化と学力の多層化が進んでいる大学の学生支援には、大学全体の組織的連携が不可欠だ。大学教員と専任アドバイザー等との協働体制により、学生の進路や将来の目標をともに考え、その実現に向けた学習支援を行うアカデミック・アドバイジングこそ、日本の大学で喫緊の課題に他ならない。アメリカで確立したこの制度の全体像とともに、アドバイジングの根幹をなす専任アドバイザーの専門性と実践を詳論した本書は、日本で初めての体系書であり、まさに大学関係者必読の書である。

  • 著者
    • 清水 栄子(愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室講師)著
  • 定価
    • 2,640円(税込)
  • 刊行日
    • 2015/11/25
  • ISBN
    • 978-4798913032
  • 出版社

第二号 自費出版奨励 交付決定者|林 透 氏

高等教育における視学委員制度の研究―認証評価制度のルーツを探る―

高等教育質保証システムの定着のために

2004年の認証評価制度導入から早10年。一体、認証評価制度導入以前の時代、大学設置認可後の質はどのように保証されていたのだろうか。日本の高等教育は、戦後一貫して、欧米からの影響が圧倒的で、わが国独自の制度はその陰に隠れ、顧みられることがなかった。しかし、あるシステムの移入・定着には、その国特有の歴史的構造・文脈との融合が不可欠である。本書は、わが国の高等教育視学委員制度に焦点を当てた、初の本格的研究である。戦前・戦後100年近く、高等教育質保証システムに一定の役割を果たしてきたこの制度は、今、高等教育関係者の見逃せぬ検討課題として立ち現れてきたのだ。

  • 著者
    • 林 透(山口大学 大学教育機構 大学教育センター准教授)著
  • 定価
    • 3,800円(税込)
  • 刊行日
    • 2014/03/15
  • ISBN
    • 978-4798912165
  • 出版社

第一号 自費出版奨励 交付決定者|山﨑 その 氏

大学経営の評価システム―手法の開発とマネジメントへの応用

大学が抱える二つの課題、教育の質保証と効率的・効果的な経営を実現するには、計画と評価がリンクしたPDCAサイクルの確立が必要である。本書は、バランスト・スコアカード(BSC)や効率性の視点から相対評価を行う包絡分析法(DEA)を用いて、大学経営の改善方法を考察した。

  • 著者
    • 山﨑その(京都外国語大学)著
  • 定価
    • 2,940円(税込)
  • 刊行日
    • 2012/03/20
  • ISBN
    • 978-4771023314
  • 出版社

備考:所属・肩書、価格等は掲載当時のものとなります。