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ご案内

2008年7月吉日

大学行政管理学会 会員各位

大学行政管理学会
会長  横田 利久

2008年度 定期総会・研究集会の開催について(ご案内)

 2008年度定期総会ならびに研究集会を下記の通り開催いたしますので、ご多用中のことと存じますが、万障をお繰り合わせのうえご参加いただきますようご案内申し上げます。

 12回目を迎えた大学行政管理学会総会・研究集会は、首都圏とそれ以外の大学で交互に開催するという慣行も定着して、今年は9月6日(土)、7日(日)の両日、日本大学法学部三崎町キャンパスで開催されます。

 ご承知のように、中央教育審議会大学分科会制度・教育部会による「学士課程教育の構築に向けて(審議のまとめ)」(平成20年3月25日)では、学士課程(学部)において学生が身に付けるべき力として「学士力」が提起されるとともに、教育の質の保証等が求められ、それらの実現のために、教員と協働しうる専門性の高い職員の育成に向けた、職員の職能開発=SD(スタッフ・ディベロップメント)が強調されております。そして「職員の自己啓発(例えば、関連する学会活動や研究会への参加、大学院での学習など)の努力を積極的に奨励・支援する」として、SDの機会と場の充実の必要性を求めています。

 316国公私立大学1200人を超える会員を擁する組織に成長した大学行政管理学会は、いわば日本最大のSD関連団体であり、その総会・研究集会は、まさにその活動の年度方針と計画・予算を決定するとともに、各会員・研究グループの研究成果を発表し会員同士の意見交換を行い、相互の交流・親睦を行う年に一度の貴重な機会であります。

 読売新聞社が初めて今年4月に行った「大学の実力―教育力向上への取り組み」と題した全国728国公私立大学の学長宛調査に、同社の「大学の実力検討委員会」委員として前会長の福島一政日本福祉大学常任理事とともに参加しています。現在、調査結果を検討しているところですが、競争的環境の激化によって、定員充足率や退学率等において、相当数の大学がたいへん厳しい状況にあることがあらためて浮き彫りになりました(調査結果は7月20日、21日の両日読売新聞全国版に8面にわたって大きく掲載される予定です)。とはいえ、こうした厳しい状況にあるからこそ、全国の大学職員の「学びと励ましのネットワーク」でもある学会としては、いよいよその機能を全面的に発揮するときでもあると考えております。総会・研究集会をその具体的な機会としたいと願っておりますので、会員の皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げております。

それでは、日本大学でお会いしましょう。

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