大学行政管理学会 創立20周年記念事業 「若手海外派遣事業-海外大学調査研修-」参加者募集について【再募集のご案内】

大学行政管理学会会員 各位

会長    永和田 隆一(神奈川大学)
国際委員長 片岡  龍之(立命館大学)

 昨今のグローバル化の中、海外からの留学生や外国人教員の増加、諸外国の大学をはじめとする様々な機関との連携推進等、大学職員の業務においても海外との関わりは日増しに多岐にわたり増大しています。

 また、大学設置基準の改正によるSDの義務化に加えて、大学職員の専門職化も議論されており、海外の高等教育の動向や先進的な事例等への知見を深めることは、意義あることと考えています。

 そこで、大学行政管理学会(JUAM)では、20周年記念事業の一環として、若手職員にそうした機会を提供するため、別紙の要領にて海外大学の視察・調査を目的とした海外派遣研修を実施いたします。諸外国における高等教育の実情や事例に直接触れる機会は、グローバル化を推進する職員の育成や自大学の施策等にも寄与するものと考えます。

 ※本件は、9月15日に一旦募集を締め切りましたが、応募総数が少なかったため、今回、以下のとおり応募締め切り日を延長し、再募集するものです。
 会員の皆さまの積極的な応募をお待ちしております。

延長後の「応募期限」:9月15日(金)⇒10月13日(金)

延長後の「応募者への選考結果通知時期」:10月初旬⇒10月下旬頃

延長後の「渡航計画(訪問先)の決定時期」:11月末⇒12月21日(木)まで

◆内容
<募集要項>
1.派遣時期および期間・派遣先について
(1)派遣時期 2018(平成30)年8月から9月末までの間に設定された任意の時期(但しお盆の時期を除く) 。 期間は7日~8 日間。 具体的な日程を後述する各コース単位で、派遣先および旅行代理店と調整のうえで、指定の時期に収まる形で設定していただきます。
(2)派遣先
  ①米国 もしくは ②欧州 の2コースより選択。第1希望、第2希望を応募用紙に明記ください。

2.公募人数および公募期間・選考方法
(1)公募人数: 計8名(1グループ4名×2グループ)
(2)公募期間: 2017(平成29)年7月17 日(月)~9月15 日(金) (JUAMメーリングリストにて告知)
(3)選考方法: 申請内容をもとに国際委員会にて書類選考を行い、派遣者を決定します。
(4)通知方法: 2017(平成29)年10月初旬頃、選考結果を国際委員長から本人にメールにて通知します。

3.応募条件
 ・応募時において、年齢が 25 歳以上 39 歳以下の JUAM 正会員である事務系職員であって、JUAM 入会 後3年を経過しており年会費の滞納がなく、研修参加に際して所属長からの推薦と了解が得られる者。
 ・本派遣事業の趣旨・目的を理解のうえで、所属先での業務課題の解決等に資するための調査テーマを自ら設定することができる者。また、派遣前のコース単位での打ち合わせ等に積極的に参加できる者。
 ・派遣先の国・地域において、大学管理運営に関わる「将来JUAMの連携先となり得るような組織・団体等」 の有無およびその適否についての簡単な基礎調査を引き受けることができる者。
 ・派遣先の国・地域の言語について一定の語学力(簡単な日常会話レベル)を有することが望ましい。

4.応募方法・応募期日
(1)コースについて:
①米国、②欧州の2コースより希望の派遣先を選択。 (第1希望、第2希望を明記ください)
(2)調査テーマ等について:
  所定の「応募用紙」の枠内に500字以内で記述してください。
 なお、調査テーマは現在の所属先における業務課題の解決等に資するような内容であることを原則とします。
 その他必要事項を記入の上、期日までに国際委員長 tkataoka@st.ritsumei.ac.jpまで PDF にて送付ください。
(3)応募期日 2017(平成29)年10月13日(金)

5.実施形態について
 ・①米国、②欧州の2 コースを設定し、1 コース4名にて実施します(期間中は4 名による団体行動となります) 。また、委員会より決定者の中からコース毎にコースリーダーを指名させていただきます。
 ・具体的な訪問希望先の決定および訪問先との調整、「将来 JUAMの連携先となり得るような組織・団体等」に関わる現地での基礎調査の実施計画、渡航日程等、研修計画全体をコース参加者で協議のうえ、2017(平成29)年12月21日(木)までに、具体的な渡航計画を決定していただきます。
 ・なお、参加者は必要に応じて、各コース担当の国際委員会委員からのアドバイスを受けることができるものとします。
 ・この度の派遣事業の実施にあたり JUAM は株式会社 JTB(旅行代理店)と提携をいたしております。これにより、次のような支援・サービスを各コースおよびその参加者に対して直接提供します。

 【1】 (羽田・成田・関空等)から渡航先最寄りの国際空港までの往復航空便および査証等の手配。
 【2】 渡航先での国内移動の手配および現地宿泊(ツイン1室2名利用を標準します)の手配。
 【3】 派遣期間中の旅程の安全確保にかかわる緊急時の諸対応等。

 ・参加者はコース単位毎に、コースリーダーが中心となり渡航の準備や必要な諸手続きを旅行代理店との間で順次進めていただきます。また、訪問先とのアポイントメント・スケジュール調整・交渉等については、必要に応じて、担当の国際委員会委員からの支援も受けつつ、自発的に行ってください。
 ・旅行代理店を通じての現地での通訳、添乗員、同行者等の手配は原則として行いません。また、現地での市内移動については、タクシー等を適宜利用することとし、旅行代理店による車両手配は行いません。その他、旅程においては、旅行代理店が別途提示する約款等に従ってください。

6.経費の補助について
 本派遣事業の予算より、以下の項目を対象として経費の補助を行ないます。補助のための予算額は、1コース 100万円、参加者1人当り25万円をそれぞれ上限とします。
 JUAM より補助の対象となる経費相当額を旅行代理店に直接払い込みますが、補助対象額が本派遣事業の予算額を超過した場合、ならびに後述する個人的な費用および個人的理由によるオプション費用については、参加者に対して別途負担を求めます。

・参加者の旅費(国内外での往復交通費・宿泊費)
※但し、航空運賃はエコノミークラスを基準とし、宿泊費は1泊2万円を上限とします。
・旅行手続きに要する経費(査証取得費用等)
・JUAMが指定する海外旅行傷害保険の保険料

なお、参加者の飲食代等の個人的な費用(宿泊費にセットで含まれる朝食費を除く)や個人的理由による宿泊時のルーム変更オプション費用等は補助対象外とします。

7.研修終了後について(報告書の作成)
研修終了後、コースリーダーが中心となり、コースごとに参加者間での振り返りの機会をお持ちください。そのうえで、 「研修参加報告書」(A4サイズ8ページ程度、任意書式による。但し、参加者全員での分担執筆とし、現地での訪問調査の結果や、「将来JUAMの連携先となり得るような組織・団体等」に関わる現地での基礎調査の結果を必ず含むものとする。)をコース単位で作成のうえ、所定の期限(2019年1月末)までに担当の国際委員会委員まで提出ください。「研修参加報告書」は、JUAM内外において広く公開されるものとします。また、研修終了後2 年以内に、JUAMの年次総会・研究集会において成果発表を行なうことを義務付けるものとします(成果発表はコース単位で行なうことを原則とします)。

<注記> 本派遣事業は、単年度限りのものとなります。

以 上

【応募用紙】「若手海外派遣事業-海外大学調査研修」.Word  

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